常に明るく前向きに②
さて、2つの話とは・・・
- 浄土真宗の開祖 親鸞聖人でさえも、自分の息子の善鸞にはずいぶんと泣かされている。色々と問題を起こすし、親父の考えは間違っていると言いふらしたりする。親鸞聖人としては、こんな辛いことは無い。結局嘆きつつも、じっと我慢していた。
- 我々の体と同じでね、年中どこも健康と言う訳にはいかん。現実には、胃が弱いとか、血圧が高いとか、どこか具合の悪い所を抱えていると言う場合が多いでしょう。その時は無理をしないで、病気が悪化したり、再発したりせんように、気を配りながらやっていかねばならんでしょう。
この2つの話の後で・・・
仕事をやり、人を使っていく上でも同じことが言えるんです。ある程度の負担と言うか、多少足を引っ張られる事は、最初から覚悟してかからんことには。
と結んでいます。
さらに、お釈迦様も、人間にとって一番まずいことは、愚痴を言う事と迷ってばかりいる事だとおっしゃっています。
つまり、経営者にとっても、愚痴を言う事と迷ってばかりいる事が一番まずい事だと、私も思い至りました。
常に明るく前向きな人でなければ、運にも恵まれないものだと思います。所謂、運の良い経営者と運の悪い経営者を分ける大きな分岐点にもなるのではないでしょうか。
私も、ちょっと前まで、社内の人に関わる問題で、愚痴っぽくなったり迷ったりしていましたが、こんな話を聞いて、気が楽になりました。
常に明るく前向きに・・・行きたいものだと再確認出来たお言葉でした。
ホクショー商事(株)
村田麿基