ホクショー商事 社長ブログ

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成功観について思う事②

さて、松下幸之助の考察とは・・・、

 

『人には各々、皆違った生命力が与えられている。

その内容は、生きようとする力と、いかに生きるかという使命を示す力との二つから成り立っている。

その生命力が、宇宙根源の力によってすべての人に与えられている。

 

前者の生きようとする力は、全ての人に共通である。

しかし、後者のいかに生きるかと言うその人の使命を与える力は、人によって皆異なる。

 

ある人は、政治家としてふさわしい生命力が与えられ、他の人は学者や靴屋、魚屋として皆それぞれ異なった使命が与えられ、異なった才能が備えられている。

これは、人間に与えられた天与のものであり、あるいは天分(生まれつきの才能や性質など)と呼んでいいのではないかと思う。

従って、天分は全ての人に与えられ、全ての人がこの天分のままに生きるのが最も正しい生き方である。

 

そこで、成功と言うのは、この自分に与えられた天分を、そのままに生かし切る事ではないかと思う。

これが、人間としての成功であると考える』

 

と述べています。

 

 

                          ホクショー商事(株)

                             村田麿基

成功観について思う事①

もうすぐ、当社の年間最大のイベントである展示会『MEX金沢2015』の準備を進めるに中で、『成功』という言葉を考える機会がありました。

ふとしたことで、単なるイベントの成功ではなく、人生の成功という大きな括りで考える機会を得ましたので、少し私の考えている事を記したいと思います。

 

思い起こせば、人は小さい時から立身出世し成功するように教えられ、また、自分でも何かわからないけれども、とにかく成功しなければならないと教え込まれていたような気がします。

 増しては、私の様な歴史小説好きな人間は、過去の偉人達の足跡を歩むことで、知らず知らずの内に、その偉人と自分を重ね合わせて、

『成功者とは、社会的地位や財産を作ってきた人』の事を言うと、自然に考えていた次第です。

 

もちろん、社会的地位や財産を得る事自体、決して非難される事ではありません。問題は、これだけが成功の形であると考えるのなら、そこから、大きな不幸が始まっているのではないでしょうか?

 

このことについて、かの松下幸之助は、深い考察をされています。

文章が長くなってしまったので、以下②にて記したいと思います。

 

 

                          ホクショー商事(株)

                             村田麿基

教育について考える事

当社は、工作機械・搬送機械と機械要素部品や消耗品を、鉄工所さんやメーカーさんにお納めしている商社になります。
当然、人が一番の財産になります。

ところで、その「人」の教育について、特に高校段階の教育について、いろいろと問題が山積みの様です。
子どもの理数離れ、教師の多忙化解消、総合的な学力向上、教員の指導力向上、地域の教育力、少子化を背景とした学校の規模や配置、職業系高校のあり方、定時制通信制学校のあり方など多面的な内容です。
しかし、こういった議論や提言は、いろいろと噴出している教育問題を抜本的に解決するためには、真剣に向き合うべき問題であると思います。

特に、最近の教育の中では、大学進学に重きを置くあまり、職業系高校(特に工業高校)のあり方には問題が山積し、個人的には大きな関心を持っている所です。
我々大人も、大学への進学が一番素晴らしいと言う固定観念を取り払い、職業系高校(特に工業高校)とその学生さん達にエールを送りたいものと思っています。

村田麿基

雪について思う事

このお正月の金沢は積雪が多く、長靴が埋まるぐらいの深さでした。雪国の私としては、まだまだたいした雪じゃないと豪語しておりますが・・・。

しかし、現実問題としては、業務時間内であれば、社員が雪かきに時間を費やすというロスが発生しますし、ただでさえ、余裕の無い人員体制で仕事をしていますので、やはり雪というのは厄介者です。

加えて、物流・配達の社員さんは雪が降ろうとなかろうとお客様からのニーズにお応えするため、山奥であろうが、ふきっさらしのバイパスであろうが、プロの気概を持って物を運ばなければなりません。経営者としてはトラックが田圃や畑にはまってないかとか、路上で立ち往生してないかとか非常に心配なものです。
幸いにも、2015年1月9日現在は、業務始めから大きな寒波には見舞われていませんが、例年のごとく3月ごろまで、この種の心配は続きそうです。
遠方よりお越しの仕入れ先様やメーカー様には、くれぐれも安全運転で決して無理をされることなく、状況判断をしていただいてお越しくださいませ。

村田麿基