ホクショー商事 社長ブログ

ホクショー商事 社長ブログです。

良い会社の条件

 

先日、興味を引かれる記事を読みました。

 

株式会社船井総合研究所さんにて、年に2回実施される先端町工場視察セミナーの総括

記事です。

 

今秋に長野県内にある優秀な2社を視察されたそうですが、両社に共通することとして

次の5つのポイントを挙げられていました。

 

1)ピンチをチャンスに変えた

両社とも、リーマン・ショックで致命的なダメージを受けながら、そ の後の改革で抜本的な改善を図り、高収益企業に生まれ変わりました。

 

2)客数が多い

言い換えれば「主導権」を取っている、ということです。

 

3)独自技術を持っている

現在の様なデフレ時代の抜本対策は研究開発であり、独自技術です。

 

4)社員が働き甲斐のある職場づくりに力を入れている

真の顧客満足(=CS)のためには、社員満足(=ES)が必須です。

 

5)社会貢献に取組んでいる

まさに三方良しの経営、ということができます。

 

f:id:hokusho:20151120115929j:plain

 

 

さて、当社の取り組みとはどれだけ違うのでしょうか?

 

1)ピンチをチャンスに変えた 

については、当社もリーマンショックにてピンチに陥ったことは事実ですが、再生する

事のみで必死であり、昨年度やっとリーマン前の売上げ額に戻った程度です。あえて言

えば、若手をはじめとする社員一同が力を付けてきたかな と思う程度です。

 

2)客数が多い

これは胸を張って言えると思います。リーマン前は1000社だったお客様数が、新営業所

の出店やネット販売の効果も含め、新規開拓を進めた結果、お客様数で3割程度増えた

と思います。

 

3)独自技術を持っている

これは商社と言う立場もありますが、全くダメです。

 

4)社員が働き甲斐のある職場づくりに力を入れている

5)社会貢献に取組んでいる

の二つについては、いつも気にはしつつ、何か機会があれば企画を実施しているのです

が、特別の習慣や決まりごとは出来ていません。

 

 

そう考えると・・・

成績としては1)△、2)〇、3)×、4)△、5)△ 

と言った所でしょうか。

ちょうど、100点満点の50点程度・・・まだまだです。

しかし、進むべき方向性は間違っていないことが分かりましたし、努力すべき項目も

はっきりと意識できたと思っています。

 

 

株式会社船井総合研究所さん、ありがとうございます。

ちょっとした記事ですが、会社の経営について考える事が出来た切っ掛けになりました。

これを参考にしながら、また、日々励んでいきたいと思います。

 

 

ホクショー商事(株)

代表取締役社長 村田麿基